Corel Painterのチョークブラシで絵を描く その2

チョークブラシを選ぶ



この絵を描きます。


ウィンドウから「ブラシセレクタパネル」を表示させ、
数多くのブラシからチョークを選択する。

最初はレイヤーは下絵である「キャンバス」しか表示されていないが、ここに描画してはいけない。

 

レイヤーウィンドウの下部にある左から三つ目のマークをクリックして新規レイヤーを表示させる。
レイヤーには分かりやすい名前をつける。今回は「肉」とした。

 

 

左から広い面積を塗る時に使う「デジタル高速エアブラシ」細かく描き込む時の「チョーク」明暗の調子を作る時の「ブレンド」の中の「水滴2」の三つを使用する。

 

エアブラシで大雑把に塗り、チョークで陰を描き込む。

 

 

ブレンドブラシで調子を整える。

 

レイヤー「肉」の上に新規レイヤーを作り「血管」レイヤーを作る。

 


そして「血管」のようなものを描き込む。

 

血管が全て描き上がったら「チョーク」ブラシをなるべく細くしてホワイトのハイライトを入れる。「ブレンド」で調子を馴染ませる。

 

 

肉の下に新規レイヤーを作り、次は「メカ」と付ける。

 

 

メカを描き込む。

 

描く部分によってレイヤーに分けて作業をするとあとで修正するときなどが楽になる。

しかしあまりにもレイヤーの数が多いとデータが重くなるのである程度描き込んだらグループ毎に結合してレイヤーの数を減らした方が良い。
この絵のメカ部分はレイヤーを増やしては結合するを繰り返して制作した。

 

レイヤーウィンドウ下部の左端のマークをクリックするとレイヤーのグループ化もしくは結合ができる。

 

絵が全て描き終わったら、一番下のキャンバスを指定してコマンドAで全体を選択してコマンドXdeleteして下絵を消す。

 

これで完成。

 

RIFFファイルで必ず保存する。



「ファイル」メニューから保存を選ぶときは必ず「RIFF」形式で保存する。


PainterをフォトショップのEPSファイルに変換する場合


ファイルメニューから「名前を付けて保存」を選ぶ。

TIFF」選択して保存。

TIFFファイルはレイヤーが全て結合されてしまうので修正は出来ない。
なので一つのイラストデータにつき、RIFFTIFFの二つのファイルを作ること。


Photoshopを立ち上げPainterのTIFFファイルを選択して開く。

そしてPhotoshopで「保存」もしくは「別名で保存」を選び、epsやjpegなどのファイル形式を選んで保存する。

新作「臓器マシン(仮)」

サイボーグ手術の失敗。

サイボーグ手術失敗。

クローン技術が未熟なため、ゼロから人造人間を作り出そうとして悍ましいものが生まれてしまった。

Corel Painterのチョークブラシで絵を描く その1(下絵の準備)

はじめに


私はもともとアクリル絵の具でねっとりした絵を描いていました。仕事でお世話になっていたあるアートディレクターさんから「Painterで絵を描いてみたら?ハマダくんの絵のタッチならPainterで十分表現できるよ」と勧められて2003年ごろからペンタブとパソコンで絵を描くようになったのです。

LooK
1996年制作「LooK」 アクリル絵の具で制作。

最初はintuosのペンタブレットに付属していたPainter Crassicから始まり、いろんなバージョンを経て今はPainter2017でイラストを描いています。

いろんなバージョンを使ってきましたが、使うブラシはどのバージョンでも「ティント」もしくは「チョーク」を好んで絵を描いてきました。

得意ブラシは「チョーク」なのでここではチョークでのイラストの描き方を解説します。

ロマンスカー
2005年制作「ロマンスカー」Painter Classicの「ティント」ブラシで制作。

絵の具で描いた作品とデジタルで描いた作品、見比べてもほとんど印象は変わらないでしょう?

絵の具で描くよりもデジタルで描いた方が制作時間は半分ぐらいになりました。さらにデジタルの方が描いた絵の修正をする時、大幅に楽ですからね。
絵の一部を右に動かしたり左に動かしたり大きくしたり小さくしたり直ぐ対応できますよ。

2007年制作「義体」Painter Essentials2の「チョーク」ブラシで制作。

上の作品「義体」の頃からティントからチョークブラシで描くようになりました。
理由はティントは時々、描いた線が白く濁る時があるので(バグ?)似たようなタッチで描けるチョークに切り替えたのでした。

 

まずは下絵をスキャン。Photoshopで調整。



スキャンする範囲を取り込み枠で指定。

 


解像度350dpiぐらいで、イメージタイプは24bitカラーになっていますが、下絵なので8bitグレーでもいいです。

 


スキャンした下絵をPhotoshopで立ち上げ、イメージ→色調補正→レベル補正

 

グラフの下にある三角レバーを左右に動かして自分の感覚で下絵を綺麗に補正します。


コマンドAで全体を選択したあとに「選択範囲を反転」にします。

 

カラーバランスで下絵が目立つように適当に色を変えます。
これはPainterで作業するときに下絵の線と作業している線を見分けやすくするためです。
これで下絵の準備は終了です。

ここからPainterでの作業。



次はpainterを立ち上げて「ファイル」→「開く」で下絵を開きましょう。

 

まず最初にしなければならない作業です。
「キャンバス」→「サイズ変更」


「ファイルサイズを維持」にチェックを入れ、解像度が72dpiになっているので350dpiに変更します。

 


350dpiに変更すると下絵の幅と高さがPhotoshopで保存した時と同じ大きさになります。
これでPainterで絵を描く準備が整いました。
今回はここまで。

次回はPainter作業編になります。